ASOKA hospital
/ 2020,02,01 /soft space『 あそか病院 』
江東区にあるあそか病院さんのリニューアルに伴いテキスタイルを納品させていただきました。
吹き抜け、三角窓、光庭、3つのエリアごとに布地のパターン・技法を変えることで場所に添った光を演出しました。
吹き抜けには、あそか病院の名称となった無憂樹の花をモチーフにデザインしたテキスタイル。イエローの反応染料、シルバーのパール顔料、オパール加工の特殊プリント、3つの異なるテクニックを施しました。1枚の布地に複数の層をつくることで光の透過度の違いができ柄に奥行きが出ることをねらっています。
三角窓は布地を連ねることによって、自然光を布地へ通し、フロアへあたたかみのある光を広げます。光庭は布地で四方を囲むことによって布地を通して外の光の気配を感じる空間を演出。両デザインは遠目からはプレーンな白い布地に見えますが、オパール加工が施されいるので、近づくとデザイン性やテクスチャーを感じることができます。
病院は多くの人にとって不安な気持ちを持って訪れる場所。
柔らかく優しく浮遊するテキスタイルの存在は人を落ちつかせるような癒しの効果があると思っています。
client : あそか病院
architecture design : AIDAHO
textile : →emerge ” yuragi ”